Wednesday, March 28, 2012

苛性ソーダで液体ソープを作ろう!

みなさま、こんにちは。



やっと春らしい陽気になってきましたね



さて今日は先日少しだけお話した液体ソープのことを、



もう少し詳しく、細かく、作り方を説明したいと思います!




液体ソープをつくる時にいつも参考にさせていただいているのは、




Specialeさんのウェブサイトです。



↓ ↓ ↓



http://www.speciale.jp/




なぜなら、通常液体ソープを作る際に使われるのは「苛性カリ」ですが、




あるもので何とかしたい!と面倒臭がりな私にとって




Spacialeさんの提唱する、




「苛性ソーダで液体ソープ!」


がとても魅力的なわけです。




と前置きはこの辺までにしておいて・・・




それでは、苛性ソーダで液体ソープにLet's Try!




***材料*** (食器・台所・お風呂場・洗面所などお掃除用)


・ ココナッツオイル   200g

・ 苛性ソーダ                  38g

・ 精製水                       100g

・ 無水エタノール            60g



ここで、材料を計る際に注意する点がいくつかあって、


↓ ↓ ↓


☆水の量は使用するオイルの半分(50%)で計算する!


☆鹸化率は105%で計算する。



と上記の2つの点を守って材料を計ってくださいね。




次に道具ですが、




・ステンレス製の大きめの鍋
・デジタルスケール
・温度計 2本
・泡立て器
・ゴムベラ
・耐熱計量カップ
・プラスチックのコップ
・プラスチックのスプーン
・Ziplocのタッパー
・ゴム手袋
・保温箱



ほとんどが毎日の料理に使ってる物ばかりですね。


プラスチックのスプーンやコップがなければ、


ステンレス製のスプーンでもいいし、


コップはマグカップでも、紙コップでも大丈夫です!


要は、苛性ソーダが計れればいいだけですので、


そのへんは臨機応変に!



では、本題の作り方です。



すべての材料と身支度が整ったら、


1:オイルの量を計り、湯煎にかける →75℃前後を目標に。




で、その間に・・・・



2:無水エタノールを計量する。


 絶対、絶対、絶対!!火の気のないところで!!

 エタノールは引火します!!!!!!!


私は、オイルを湯煎中のガス台からかなり離れたところにある机で計量してます(笑)




ほぼ別室です・・・・・(笑)




3:精製水と苛性ソーダを計量し、苛性ソーダ水を作る







4: オイルと苛性ソーダ水の温度を合せ、


      - オイルが75℃前後

        - 苛性ソーダ水の温度が60~70℃位


   苛性ソーダ水をオイルの中にゆっくりと入れる。







苛性ソーダ水を入れると少し濁った感じになり、モヤモヤと白い物が浮きます。







それは気にせず(笑)泡立て器で混ぜ合わせ、


湯煎を85℃になるまで続け、85℃になったら



5:必ず火を止めて(←超重要!)計量した無水エタノールを4の鍋に加える


絶対に火の気のないところ


そして換気もちゃんとしている状態にしてから


無水エタノールを加えるようにしてくださいね!!!



我が家では、換気扇は強で、そして家中の窓を全開にした状態でやってます(笑)。








上の写真はエタノールをいれた直後の写真。




ここで注意したいのは、泡だて器からゴムベラに変えて、




そーっと「どうかなぁ~?」程度に1~2回混ぜてみる。




なぜなら、無水エタノールを加えることにより鹸化が促進されるため、




泡立て器でぐるぐる混ぜようものなら、ぶわぁ~~っと、それこそいっきに盛り上がってきて、




わぁーー!!っと叫ぶヒマもないうちにあふれ出て大変なことになってしまうのです・・・・。




なので、慎重に、慎重に・・・様子見程度に。



例えて言うならば、炊き上がったご飯って「切るように」混ぜますよね?



そんな感じの混ぜ方を1回、様子をみては、また1回・・・と言う感じで繰り返してください。



3~4回「切る」と、だんだんと上に膜のようなものがはってきます。







その膜のようなものを「切り続けていると」




その膜が重なり合って、フワフワとしたものができてきます。











この白くフワフワとしたものを潰すような感じで混ぜてください。



と同時に、底のほうにあるオイルもヘラですくいあげるような感じで混ぜます。



4~5分もすればだんだん固まってきて、ジェル状になってきます。









こんな感じにまとまってきたら保存容器にいれて、



発泡スチロールなどの箱にいれ保温します。











数時間~1日保温します。



心配な方はアルカリ度でPH試験紙で測ってみてください。



7~8にっていれば使用可能です!



もう一度念を押しますが、




くれぐれも無水エタノールの扱いには注意してください!




絶対に!絶対に!絶対に!!!




火の気のないところで!!




そして換気を十分にしてください!


翌日、1:2の割合で精製水で希釈すれば液体ソープの出来上がりです!







コツは特にありませんが、お湯の中に液体ソープの元をいれ数時間放置し、




たまに容器ごとゆっくりとぐるぐる回す感じで混ぜると




泡立たずに綺麗な液体ソープができます。




私はそこにグリセリン小さじ1とラベンダーやユーカリなどの精油を加え、




あまり好まない食器洗いもすすんでできるようにしています(笑)




除菌効果のあるティーツリーなどの精油を加えることによって、




スポンジや布巾などの除菌効果も期待できます!




この洗剤を使い始めてから、




気づいたら、今までどうしても落としきれなかったシンクの水アカが、




このアルカリ性の洗剤のおかげで、




毎日の食器洗い、シンク洗いで、いつの間にか新品同様ぴっかぴかになってました。




そして水アカもつきにくくなった気がします。




ラベンダーの香りに癒され、今まで苦だった食器洗いも苦じゃなくなり、




シンクもぴっかぴか!




もちろん環境にも優しい、グリセリンのおかげで手荒れもしないし、




一石二鳥どころの話じゃありませんね!




この液体ソープの元を1:4の割合で希釈すれば、




泡ハンドソープとしても使えますしね♪




ひとつあるととっても便利な液体ソープの元!




ぜひ試してみてくださいね




Special Thanks to "Speciale"!  →→→  http://www.speciale.jp/



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